純情ラバーズ






ば……バレてる!!??


ありちゃんエスパーなの!?



「いや、エスパーじゃないけどさ、さすがに。 ただ百華がわかりやすいってだけ」


「うう、エスパーじゃないすか……」



これは観念して、氷野くんのことを話すしかないか……!



ーーキーンコーンカーンコーン……。


そのとき、タイミングがいいのか悪いのかチャイムが鳴った。



「あ〜、もう休み時間終わりかあ」



残念そうに言いながら、机から古典の教科書やノートを取り出すありちゃん。


ありちゃんの前の席のわたしも、授業道具を出すために前を向く。