純情ラバーズ






頭を下げて受け取る江藤くんに、氷野くんは無表情で缶ジュースを渡す。


このふたり……おもしろ!!



「もも?」


「なんでももちゃん笑ってるのー?」



ふたりがまったく同じタイミングでわたしを見るから、また笑ってしまう。


仲いいんだなぁ。 見てるだけでわかる。



「いや、仲いいなぁと思って」


「でしょー! 仲よし仲よし!」


「なんで結と仲よくしなきゃなんないの」



それだけ言って、ぱくりとプリンを食べる氷野くん。


食べた瞬間、幸せそうに顔をほころばせる氷野くん、かわいすぎる。


それから、わたしにもプリンくれて、江藤くんは缶ジュースを開けた。



「あの、江藤くん、どうぞ」