純情ラバーズ






突然。


ドアが開いて、プリンやら缶ジュースやらいろいろ持った氷野くんが入ってきた。



「お、いいねえ〜!」


「結はこれ」


「はっ!? 缶ジュース!? 俺もプリンが食いたいんだけど!」


「ない」


「シュークリームもあっただろー! それくれよ!」


「いや」


「なんでだよ! ケチだなー!」



氷野くんの急な登場にドキドキしてるわたしを放置して、ふたりはなにやらもめてるらしい。


てか、氷野くん!? 頑固だな! シュークリームが好物なのかな……!?



「だったら、今すぐ帰」


「すいません缶ジュースありがたくいただきます」