純情ラバーズ






そして、迎えた放課後。


ありちゃんはまだ心配そうにしてたけど、なんとかバイトに送り出した。


バイトに遅刻しちゃダメだからね!



「茅ヶ崎さーん、お昼ぶり〜」



廊下に出るとちょうど、江藤くんと出くわした。


チャラいというか、ゆるいというか、氷野くんとはタイプが違うなぁ。


あ、でもゆるいのは氷野くんも当てはまるかな?



「今日はお世話になりまーす」


「は、はい……とりあえず行きますか?」



江藤くんがうなづいたのを確認してから、ふたり並んでげた箱へ向かう。


隣に並ぶと、氷野くんほどじゃないけど、江藤くんも背が高いなと思った。



「あの、ひとついいですか?」


「んー?」