純情ラバーズ






「ま、なんでもいいけど。 入って」


「お、お邪魔します!」



氷野くんちに初潜入だ!


どどどどうしよう。 勢いで来ちゃった感ハンパないけど、今さら引き返せないし。


と緊張しながらも、目線を足もとから家の中へ移す。



「えっ……」


「ん?」


「いや、間取り同じかと思ってて」



入ってすぐのところにキッチンがあって、奥に部屋があるのも同じ。


構造は同じだけど、間取りが違う。


わたしの部屋と鏡合わせになってるんだ!



「わあ〜! 右側に洗面所がある! 変な感じ〜!」


「なにそのテンション」