純情ラバーズ






「ん? もも縮んだ?」


「ち、縮んでないっす……」



翌日、土曜日。


場所、氷野くんち前。



「申し訳ないんですけど、今日いっしょに勉強してもらえないかと……」



思いまして、と小さな声で伝える。


決して縮んではないけど、態度が小さくもなるよ。


昨日は行かないって言ってたのに、翌日に押しかけるなんて。



「勉強する気、起きたんだ」


「いやあ〜……はい、昨日のバラエティは傑作でしたよ」


「は?」



部屋着姿でドアにもたれている氷野くんが「意味わかんねえこいつ」と、言いたげな顔をする。


昨日、テレビ見すぎたんですよ……!