久しぶりにサークルの飲み会があった日、珍しくほとんど活動に参加しない同級生の子が飲み会にきていて、あたしは彼の隣だった。

 確か、佐藤・・・・君。

 経済学部の男の子、だったと思う。

 話したことがそんなにない彼に、酔っ払った勢いであたしは、井上さんのことを聞いてもらっていた。

 おおよその事を話したあとで、つい、聞いてしまった。

「あたしって・・・・迷惑な子なのかなあ?」

「・・・さあ」

 さあ、としか答えられないようなこととは理解しながら、酔った勢いであたしは理不尽にも彼を問い詰める。

「もう!佐藤君、ちゃんと考えて!」

 するとうんざりしたような佐藤君は、しばらく黙った後でビールのジョッキを持ったままこういった。

「・・・職場に毎日来て、あなたが好きですって言いまくっては付いて来るんだろ?そら、迷惑だよな」

 心臓に、そのまま言葉が矢になって突き刺さった。

 ガーン!!!

 あたしは叫ぶ。

 判ってたけど、そうじゃないかとずっと自分でも思ってたけど、やっぱりやっぱりやっぱり迷惑うううううう!???

 うわあああ~・・・・・凹んだ!!あたし、本当に凹んだ~・・・。

 そうだよね、一般的にみればあたしはストーカーに近いレベルだよね。実りそうもない恋心を、相手の男性に押し付けているだけの。

 あああ~・・・ショックすぎる。やっぱり第3者からみたら、迷惑以外の何者でもないんだ・・・お客さんだからってだけで相手してくれてるのも、そりゃそうだよねえ・・・。