「とりあえず、皆さんわかってると思いますが、余裕なんて一切ありません。 万全の状態で挑んで、食らいつきましょう!」 「「「おう!」」」 この光景を見ていた私以外のマネージャー3人が、 「美由って本当に1年に見えないですよ…」 「本当だよね。あの大人数の男どもをまとめてるし………」 「おそるべし、美由ちゃんね…」 と、私を尊敬の眼差しで見つめていたことなど、私は知りもしない……。