毎日踏み出す世界に「都世知歩さん」はいない。 毎日帰る世界にいるから。 私にとってこの狭い世界だけの彼が 外の世界でどう息をするのか。 知らない。 知らなくていいこと。 でも 見ないフリを 聞かないフリを するのには 狭すぎるくらいの距離感で私たちは生きている。