思わず先走った言葉に息を留めると、今度は背後から声がした。
二人で振り返る、と、キラキラした同い年くらいの人。
キラキラしている。
「あ、こんなところまでナンパ…しかも同性からまで…」
キラキラは呟きながら俺たちの側の階段下を通り過ぎ、そこからすぐの部屋まで移動した。
「こら。ナンパじゃないし『まで』ってなに」
そう返すと…よ…ち、ほ!君!!
やった言えた!!
「あっついなーー」
キラキラは本当に暑そうに、緩く肩に掛けていた鞄から鍵を取り出している。
あー住人さんだったのか。
じゃあアイツもこのキラキ…人知ってるのかな。
っていうかそれにしてもこのアパート芸能人専用とかじゃないよな、衵住めていたんだし。
大家が超の付くメンクイとか?
