「うそ…だろ?」

2014年10月18日(土)
オレ、早瀬悠仁は絶望していた。

「なんだってオレが女に…!?…しかもよりによって川藤……厄日だ」

変な夢を見て目が覚めたら、オレは見たことも来たことも無い部屋のベッドで寝ていた。
全体を黄色とオレンジでまとめた部屋の統一感は嫌いじゃないが、まるで…女子の部屋のよう。

身体もいつもより軽いし、1番驚いたのは胸があることだ。
世間一般的には「貧乳」と呼ばれる類だろうが、まあとりあえず胸があった。

まさか、と思い部屋の中にあった全身を写せる大きさの鏡の前に立ってみたら…

……このザマだ。