「だから…、ちゃんと自分と向き合って、きちんとした答えを出して。 それと…」 「うん?」 「ちゃんと正直に話してくれて、ありがとう、輝」 優奈の言葉が。 あたしを強くしていく。 光と星野って子が付き合うと聞いたとき あたしの中で、何かが崩れたような音がした まるでブラックホールに吸い込まれてくように 宇宙では息もできなくて 苦しくて、やがて命は灯りを消していく 優奈が言っていた話を。 かすかに、信じてる自分もいる。