「先輩へ

いきなりですけど好きです。

スパイクを打っているときの真剣な顔とか、優しそうなとこが大好きです。

わたしと付き合ってください。

返事は急がなくていいです。」


うちらが付き合ったのはこれがきっかけ。

うちが先輩に手紙を書いた。

とにかく背が高くて、バレー部のエースで、顔はカッコいいとは言えないけど、あの無邪気な笑顔が大好きだった。


先輩がうちのことを好きだという噂もあった。



だから勇気を出して告白してみた。


返事はOKだった。

本当に嬉しかった。

「俺も好きでした…。よろしく…お願します…。」
って言ってくれた先輩がカッコよく見えた。

ますます先輩が好きになった。