「今回は俺達の勝ちだな。」
シュウさんが誇らしげにそう言われた。
そうよね、私もそう思う。
そしたら…
「馬鹿なことを言うなよ。俺達の勝ちに決まってるだろう。
野々村さんを見て、なんとも思わないのか?」
え!?
青木さん、なんてことを…恥ずかしい。
「そりゃあ、確かに今日の美咲さんはすごく素敵だ。
100点だな。
でも、カズは対していつもと変わらない。」
私のせいだ。
私のセンスが悪いから…
「でも、兄さんはめちゃくちゃカッコイイよ。
野々村さんも女優さんみたいに綺麗だし、私は兄さん達の勝ちだと思う。」
「おいおい、何言ってんだよ。
工夫という点では俺達の勝ちだろう。」
「はい、私もそう思います。
ペアルックにされたアイディアが良かったですし、とても可愛いです。」
「野々村さん、何言ってるんですか。
俺達は、各自で最高の出来のはずです。だったら、俺達の勝ちでしょう。」
つまり、シュウさんチームが勝ちだと思ったのが、私とシュウさん。
そして、私たちのチームが勝ちだと思ったのが、美幸さんと青木さん。
「あれ?じゃあ、引き分けってこと?」
「それは面白くないな。」
「だいたい、あんたが審査方法を考えてなかったのが悪いんだぞ。」
「仕方ないじゃないか、急に思いついたんだから。
あ、今からアッシュとマイケルを審査員として呼ぼうか?」
「それなら、俺の店の者を呼んだ方が…」
勝ち負けにこだわるシュウさんと青木さんに、思わず笑ってしまった。
シュウさんが誇らしげにそう言われた。
そうよね、私もそう思う。
そしたら…
「馬鹿なことを言うなよ。俺達の勝ちに決まってるだろう。
野々村さんを見て、なんとも思わないのか?」
え!?
青木さん、なんてことを…恥ずかしい。
「そりゃあ、確かに今日の美咲さんはすごく素敵だ。
100点だな。
でも、カズは対していつもと変わらない。」
私のせいだ。
私のセンスが悪いから…
「でも、兄さんはめちゃくちゃカッコイイよ。
野々村さんも女優さんみたいに綺麗だし、私は兄さん達の勝ちだと思う。」
「おいおい、何言ってんだよ。
工夫という点では俺達の勝ちだろう。」
「はい、私もそう思います。
ペアルックにされたアイディアが良かったですし、とても可愛いです。」
「野々村さん、何言ってるんですか。
俺達は、各自で最高の出来のはずです。だったら、俺達の勝ちでしょう。」
つまり、シュウさんチームが勝ちだと思ったのが、私とシュウさん。
そして、私たちのチームが勝ちだと思ったのが、美幸さんと青木さん。
「あれ?じゃあ、引き分けってこと?」
「それは面白くないな。」
「だいたい、あんたが審査方法を考えてなかったのが悪いんだぞ。」
「仕方ないじゃないか、急に思いついたんだから。
あ、今からアッシュとマイケルを審査員として呼ぼうか?」
「それなら、俺の店の者を呼んだ方が…」
勝ち負けにこだわるシュウさんと青木さんに、思わず笑ってしまった。



