「ここはやめとこう。同じようなものになりそうだ。」
「そうですね。」
私達はこっそりとその場を後にした。
「さて、どうする?」
さっきの店から少し離れたベンチに座った。
「そうですねぇ……」
どうすると聞かれても、アイディアがないんだよね。
全く、兄さんもつまらないことを思いついてくれたもんだ。
私みたいにセンスのない者にとっては、嫌がらせみたいなもんだよ。
(あ……)
その時、私達の目の前を若いカップルが通り過ぎた。
最近なかなか見ないくらいのペアルックだ。
「シュウさん、決まりました!
行きましょう!」
「えっ!?」
私がシュウさんを連れて行ったのは、さっきのアニメショップ。
そこで、私が買ってもらったものと色違いのメンズを選んだ。
さすがにシュウさんにピンクは着せられないから、黒にした。
「ペアルックか?」
「はい!シュウさんがこんなの着るのも珍しいと思いますし、良いんじゃないですか?」
「確かに面白いかもしれないな。」
シュウさんもわりと乗り気だ。
ついでにバッグもお揃いで買って、試着室を借りて着替えをすませた。
ペアルックだなんて、なんだか照れくさい。
それにしても、シュウさん…さすがに着こなしてるよ。
(カッコイイ…!)
惚れ惚れしてしまう。
「そうですね。」
私達はこっそりとその場を後にした。
「さて、どうする?」
さっきの店から少し離れたベンチに座った。
「そうですねぇ……」
どうすると聞かれても、アイディアがないんだよね。
全く、兄さんもつまらないことを思いついてくれたもんだ。
私みたいにセンスのない者にとっては、嫌がらせみたいなもんだよ。
(あ……)
その時、私達の目の前を若いカップルが通り過ぎた。
最近なかなか見ないくらいのペアルックだ。
「シュウさん、決まりました!
行きましょう!」
「えっ!?」
私がシュウさんを連れて行ったのは、さっきのアニメショップ。
そこで、私が買ってもらったものと色違いのメンズを選んだ。
さすがにシュウさんにピンクは着せられないから、黒にした。
「ペアルックか?」
「はい!シュウさんがこんなの着るのも珍しいと思いますし、良いんじゃないですか?」
「確かに面白いかもしれないな。」
シュウさんもわりと乗り気だ。
ついでにバッグもお揃いで買って、試着室を借りて着替えをすませた。
ペアルックだなんて、なんだか照れくさい。
それにしても、シュウさん…さすがに着こなしてるよ。
(カッコイイ…!)
惚れ惚れしてしまう。



