ー部屋ー


『みるちゃん、みるちゃん。聞こえる?』

「だれ?だれかいるの~?」

『私だよ。お人形。』
「えっ。あなた?きゃー♪。お人形が喋ってる。」

『あなたは私を怖くないの?』

「怖い?どうして?私はお人形さんと話ができてうれしいよ♪」

『ほんと?』

「うん♪一度話してみたかったんだ~。ねぇ。なにをして遊ぶ?
あっ。お名前なんて言うの?」

『私?。私は、ダイアナ・シャーク』

「ううん?ダイアナちゃんって呼ぶね?私の友達♪」

『うん♪友達…』

「そう、!友達!」

私を怖がらないのはこの子だけ。

この子を怖がらせるのはやめよう。

私の初めての友達…