どうしよう。

ん?どうして私迷ってるの?

こんな浮気男に…。


ああ。そうか。
私は信用してないけど好きなんだ。

どうしようもなく好きで好きで愛してて…。




「…いいよ。
本当に一度だけ。
一度だけだから。」



「本当に…!??
まじで!???
ありがとう、あゆみ!!!」



「ねえ、れん。」


「なんだ?」


「私ね、れんのこと信用してないから。」




れんが傷ついてる。
苦しい。
やだ、そんな顔しないで。

でも私を愛してるからこその
表情なんだよね。


子犬みたいな顔をさせて。





「でもね」



そんな愛おしいあなたに最高の言葉を。






「私はあなたを愛しています。」





~fin~