最初で最後の恋

-放課後-




いつもの雅と二人きり時間になった。


いつもは私が恋話をするなのだが、今日は雅の方からしてきた。




「愛里、沖本君と付き合っていたんだね。


全然気付かなかったよ」




と笑顔で。




だけど、私には分かる。


雅の親友である私には。


雅のその笑顔が、作り笑いだという事が。




「あはは……」




と、私も作り笑いをする。




「沖本君のどこが好きなの?」


「えっ?」




突然の質問に、私は戸惑った。


沖本君のどこが?