-放課後-
あっという間に放課後になって、私達は教室で残っていた。
特に補習や作業を強いられている訳ではない。
ただ、駄弁りたいだけ。
話題は、最近ハマっている携帯小説の事。
「先週、あの小説更新されたよね~」
「ね~、もうすっごいキュンキュンした!」
「分かる~!そこで孝紀がさぁ…………」
「あ~!告白したね!」
「私もああいう彼氏が欲しいな~…」
「へぇ~、雅の好きな人も、そういう人なの?」
「ち、違うよ!」
真っ赤になって照れて怒る雅。
何て可愛いんだろう。
「え~、じゃあ誰が好きなの?」
「…言わない」
「ええ~!教えてよ~」
「じゃあ、愛里は?」
「えっ」
あっという間に放課後になって、私達は教室で残っていた。
特に補習や作業を強いられている訳ではない。
ただ、駄弁りたいだけ。
話題は、最近ハマっている携帯小説の事。
「先週、あの小説更新されたよね~」
「ね~、もうすっごいキュンキュンした!」
「分かる~!そこで孝紀がさぁ…………」
「あ~!告白したね!」
「私もああいう彼氏が欲しいな~…」
「へぇ~、雅の好きな人も、そういう人なの?」
「ち、違うよ!」
真っ赤になって照れて怒る雅。
何て可愛いんだろう。
「え~、じゃあ誰が好きなの?」
「…言わない」
「ええ~!教えてよ~」
「じゃあ、愛里は?」
「えっ」



