-翌日-




いつもより断然早い時間に学校に着いた。


どうしても、どうしても早く、雅に会いたかったから。


教室に行くと、既に雅は来ていた。




「雅!」


「あ、愛里。


おはよう」




笑顔で、雅が私に挨拶をしてきた。


嗚呼、たった三日会えなかっただけで、どうしてこんなに私は嬉しいんだろう。


どうしてこんなに胸が高鳴るのだろう。




「もう具合は良いの?」


「うん、土日はしっかり睡眠をとっていたから、バッチリだよ。


それより昨日のメール、返信できなくてごめんね…」




メール、ちゃんと見ててくれたんだ!


良かった…。




「ううん、私こそ。


しんどかったのに、メールなんかしちゃって、ごめんね?」


「ううん、全然良いよ!」