私は、雅の服を引っ張って、そのまま後ろに倒れこんだ。 「えっ………」 目を丸くして驚く雅。 そんな雅を、落ちながら私は抱きしめる。 色んなことがあった。 本当に。 友達のいなかった私の人生で、初めての友達。 親友。 そして、雅の好きな沖本君の彼女になってしまって…喧嘩して。 それなのに、沖本君に雅の心は奪われたままで。 だけど、楽しかった。 いつもは見られなかった雅が、見れて。 あんな乱れた雅をたくさん見れて。 可愛い可愛い雅。 可愛い、私の、雅。 「愛してるよ」