最初で最後の恋

雅……どうしたんだろ。




ホームルームが終わると、また沖本君が話し掛けてきた。




「なあ、今日暇?」


「うん、暇だけど」


「うちに来ないか?今日部活ないんだ」


「えっ…」




沖本君の、家?




「いやっ、あの…その…変な事するつもりとかじゃないから!


今日、家に親もいるしだから~…その………」




あ、何だ。


ちゃんと家の人はいるのか。


だったら、何もされなさそうだよね、沖本君の性格なら。


ちょっと臆病なところあるもんね、沖本君。




「うん、いいよ」


「あ、うん!」




そう言って、沖本君は今度は男友達のところへ言った。




…何があ、うん!よ………。