「えっ…」


「あのさ、質問があるんだけど!


沖本君と付き合ってるよね??」


「う、うん…」


「やっぱり♪仲良いもんね☆


それでさあ、キスは…した?」


「ま、まだだけど…」




そう言うと安藤さんは、




「本当に?」




と、鋭い目つきで、私に問い掛けた。


恐怖で、体が震えてきた。




「本当…………だけど……」




と言うと、安藤さんは、




「そっかぁ♪


良かった!


じゃあね☆」




とコロっと笑顔になって言って、その場を立ち去った。