最初で最後の恋

「うっさい、黙れ!!


あんたが、沖本君に変なこと吹き込んだから、


沖本君は優しいのに、あんな酷いことを私に言わなくちゃならなく


なったんだよ!!


全部、あんたのせいだよ!!」


「雅…」




何て酷い事を言うの、雅……!


そんな雅も素敵…。




私に罵倒する雅も、


馬鹿みたいに勘違いしちゃう雅も、


いつもと違う口調の雅も、


どこかキチガイ染みた雅も、




素敵、素敵!




そんな色んな雅の魅力に、私は思わず体が震えた。




とそんな時。




「!」




雅は、私の首を掴んだ。




ぎゅっと、ぎゅっと………………。




爪を立てて、歯を食いしばって、


雅は私の体の上に乗るような体勢になった。