最初で最後の恋

あはははっはははははっははっは。


あはははははははははははははははははは。




雅が怒って、雅が悲しんで、雅が絶望して!


何て楽しいんだろう!!


いつもは見れない雅を見る事が出来て!


何て嬉しいんだろう!!




「あ、沖本君!」




靴箱のところで、私は沖本君を見つけたので、私は沖本君に声を掛けた。


本当ならスルーしたいところだけれど、


沖本君の事を好きな振りしていると、どうやらいつもは見れない雅を見れるというメリットがあるのと、


その時の私は上機嫌だったので、声を掛けたのだ。




「愛里、ちょうど良かった。


愛里を待っていたんだ。


手芸部の部室の方に行っても、なかなか見当たらなかったから」


「あ、ごめんね!」


「そうそう、そういえば平井さんに会ったよ」


「えっ、雅に………?」


「うん、愛里がどこにいるか訊ねたんだけど、分からないって言われて。


そういえば、何か平井さん、目が腫れていたような………。


気のせいかな……?」


「ふーん、気のせいじゃない??」