「喜々、杏、優喜!そろそろ引き上げるぞ!」


空海さんが戦争を始めて1時間半ぐらいで終わりの口コミ笛を鳴らし、引き上げの締めを私に預ける。


四人はビルの屋上の飛び乗り、先頭に私が立つ。


「SK対処部隊のみっなさぁ~ん!!!
今日のこれで失礼いたしまぁーっす!
では、今宵の月をご覧あれ......」


後ろを振り返り、跡を付けられないよう遠回りをしSK本部に帰る。


これがSKの真夜中の仕事。