とりあえず。






「ごめん‥‥‥なるきごめん‥‥‥」

「謝るくらいなら最初からすんな。
殺すぞてめえ」

「わかった‥‥‥ごめんって‥‥‥‥」


也季が手を離すと、とんたは顔
青くしたまま店外に出て行きました。


わたしはなにが起こったか
把握できないまま、
也季の肩に震える手を置きました。


「也季‥‥‥」


也季は押し黙ったまま
わたしの顔を見ることもなく
足早にコンビニから出て行きました。


わたしはそれを、
ただ呆然と見ているだけだったのです。