「……お前に謝らなきゃいけないのは、俺の方……だろ?」
「え……?」
予想外の朝比奈の表情に紅美は意表を突かれた。ようやく拘束された手首が解放され、手のひらにじわっと血が通いだす。
「俺がここにこもってもう一週間は経つ。何のためかわかるか……? これだ」
すっと手渡された用紙を受け取ると、紅美ははっと息を呑んだ。
「これって……」
「見りゃわかるだろ? 指輪のデザイン画だ」
初めて見る朝比奈の指輪のデザイン画だった。細かな模様と、縁にミル打ちと呼ばれる装飾が施されていて、光の加減でキラキラと輝いて見えるのが目に浮かぶ。
それはデッサンの段階からすでに秀逸なものを放っていた。これが実物のものとして完成されれば、と思うと武者震いがした。
「え……?」
予想外の朝比奈の表情に紅美は意表を突かれた。ようやく拘束された手首が解放され、手のひらにじわっと血が通いだす。
「俺がここにこもってもう一週間は経つ。何のためかわかるか……? これだ」
すっと手渡された用紙を受け取ると、紅美ははっと息を呑んだ。
「これって……」
「見りゃわかるだろ? 指輪のデザイン画だ」
初めて見る朝比奈の指輪のデザイン画だった。細かな模様と、縁にミル打ちと呼ばれる装飾が施されていて、光の加減でキラキラと輝いて見えるのが目に浮かぶ。
それはデッサンの段階からすでに秀逸なものを放っていた。これが実物のものとして完成されれば、と思うと武者震いがした。



