「本当ですか!? 助かりますよ~! そうですよね、皆本さん、クリスマス企画も無事に終わったし、年始は暇――じゃなかった、時間に余裕がありますもんね」
「は、はぁ……多少なら」
結衣が総務部へ異動になってから沢田とはなんとなく打ち解けてきた雰囲気はあったが、相変わらずの皮肉っぷりは、年を越しても健在のようだ。
「それではこれ、朝比奈店長の居場所の地図です」
「……へ?」
(店長の居場所……って、店長室じゃないの?)
沢田から差し出された紙を手に取ると、そこには目を疑うような場所が記されていた。
「あ、あの……ここって、どこですか?」
「どこって、朝比奈店長が現在引きこもっているプライベートアトリエの地図です」
(プ、プライベートアトリエだってぇ~!?)
そんな場所があるなんて初耳だった。紅美が地図に目を奪われながら固まっていると、沢田が眼鏡のブリッジを押し上げて言った。
「○○県○○郡四二、住所、覚えやすくて良かったですね」
「ちょ、そう言う問題じゃなくて!」
「何か他に問題でも?」
ギロリと鋭い眼光で睨まれると、紅美はぐっと押し黙るしかなかった。
「は、はぁ……多少なら」
結衣が総務部へ異動になってから沢田とはなんとなく打ち解けてきた雰囲気はあったが、相変わらずの皮肉っぷりは、年を越しても健在のようだ。
「それではこれ、朝比奈店長の居場所の地図です」
「……へ?」
(店長の居場所……って、店長室じゃないの?)
沢田から差し出された紙を手に取ると、そこには目を疑うような場所が記されていた。
「あ、あの……ここって、どこですか?」
「どこって、朝比奈店長が現在引きこもっているプライベートアトリエの地図です」
(プ、プライベートアトリエだってぇ~!?)
そんな場所があるなんて初耳だった。紅美が地図に目を奪われながら固まっていると、沢田が眼鏡のブリッジを押し上げて言った。
「○○県○○郡四二、住所、覚えやすくて良かったですね」
「ちょ、そう言う問題じゃなくて!」
「何か他に問題でも?」
ギロリと鋭い眼光で睨まれると、紅美はぐっと押し黙るしかなかった。



