※ ※ ※
今夜はクリスマス――。
アルチェスのクリスマス限定アクセサリーもすでに完売。大賑わいを見せ、販売員の手が足りずに紅美も今日一日、販売員として店頭に立っていた。
「お疲れ様でしたー! 皆本さんが手伝ってくれたおかげでだいぶ助かりました」
「いえいえ、お力になれて良かったです」
「それにしても、皆本さんのデザインしたネックレス、ものすごい人気でしたね」
紅美がデザインしたクリスマスドリームと名付けたネックレスは、予約ですでに完売してしまい、追加で発注をしたものを店頭に並べたものの、午前中にはすでに売れ切れてしまった。
「でも、アルチェスの看板商品と言ったらやっぱりルチアシリーズだし、あんまり目立ちすぎると出る釘は打たれるというか――」
「ふぅん、随分なご謙遜ぶりだな」
「あ、朝比奈さん!?」
朝比奈の登場に驚き、紅美と話していた販売員が軽く会釈をして、そそくさとその場から離れていってしまった。
今夜はクリスマス――。
アルチェスのクリスマス限定アクセサリーもすでに完売。大賑わいを見せ、販売員の手が足りずに紅美も今日一日、販売員として店頭に立っていた。
「お疲れ様でしたー! 皆本さんが手伝ってくれたおかげでだいぶ助かりました」
「いえいえ、お力になれて良かったです」
「それにしても、皆本さんのデザインしたネックレス、ものすごい人気でしたね」
紅美がデザインしたクリスマスドリームと名付けたネックレスは、予約ですでに完売してしまい、追加で発注をしたものを店頭に並べたものの、午前中にはすでに売れ切れてしまった。
「でも、アルチェスの看板商品と言ったらやっぱりルチアシリーズだし、あんまり目立ちすぎると出る釘は打たれるというか――」
「ふぅん、随分なご謙遜ぶりだな」
「あ、朝比奈さん!?」
朝比奈の登場に驚き、紅美と話していた販売員が軽く会釈をして、そそくさとその場から離れていってしまった。



