※ ※ ※
「……んっ、あ、あの――」
「いいから黙れ」
朝比奈に、仕事が終わったら毎日店長室に来るようにと言われてから数日、紅美はルチアシリーズの秘密を探れないまま、朝比奈の淫らな行為を受け入れていた。
(これじゃ、あのバイヤーがやってることと同じじゃない!)
壁に押し付けられ、唇を貪られる。こんなことをされる筋合いはないが、その口づけには甘い毒牙があった。
「もう……やめて下さい。他の従業員に知られたら……私――」
「バレやしない……これは俺たちだけの甘い秘密だからな」
俺たちだけの甘い秘密――。
「……んっ、あ、あの――」
「いいから黙れ」
朝比奈に、仕事が終わったら毎日店長室に来るようにと言われてから数日、紅美はルチアシリーズの秘密を探れないまま、朝比奈の淫らな行為を受け入れていた。
(これじゃ、あのバイヤーがやってることと同じじゃない!)
壁に押し付けられ、唇を貪られる。こんなことをされる筋合いはないが、その口づけには甘い毒牙があった。
「もう……やめて下さい。他の従業員に知られたら……私――」
「バレやしない……これは俺たちだけの甘い秘密だからな」
俺たちだけの甘い秘密――。



