「明日中になんとか仕上げろ、いくら悩んでても見切りをつけることも必要だ。仕事はどんどん湧いて出てくる」
「……はい」
「じゃあな。あぁ、それから仕事終わりに来る場所は……わかってるよな? ルビーちゃん?」
「……わかってます」
代わる代わる女を連れて遊んでいるのかと思いきや、こういった真面目な一面も見せる朝比奈に紅美は困惑した。一体どの朝比奈が本当の姿なのか、考えれば考えるほど混乱する。
(いっけない、休憩時間過ぎてる!)
時計を見ると、すでに休憩時間を十分も経過していた。
いいデザインを期待してるぞ――。
朝比奈に言われたことを思い返して、紅美は気持ちを切り替えると、ほんのり口の中でストロベリーサンデーの後味がした。
「……はい」
「じゃあな。あぁ、それから仕事終わりに来る場所は……わかってるよな? ルビーちゃん?」
「……わかってます」
代わる代わる女を連れて遊んでいるのかと思いきや、こういった真面目な一面も見せる朝比奈に紅美は困惑した。一体どの朝比奈が本当の姿なのか、考えれば考えるほど混乱する。
(いっけない、休憩時間過ぎてる!)
時計を見ると、すでに休憩時間を十分も経過していた。
いいデザインを期待してるぞ――。
朝比奈に言われたことを思い返して、紅美は気持ちを切り替えると、ほんのり口の中でストロベリーサンデーの後味がした。



