White Magic ~俺様ドクターの魔法~



「じゃぁ、買い物に行ってきます」



あまりにも照れくさく、この場にいることができず立ちあがり、部屋を出ていこうとした。


「気をつけてな」


「はい、先生は、ゆっくり休んでくださいね」



ドアを後ろ手にして、自分が片付けた部屋を見渡したり、深呼吸をしたりして、落ち着かせようとした。



あの時の返事に「はい」と答えたということは、結婚を前提として付き合うということやんね・・・・・・?



でも、彼となら、一緒に歩いて行けるような気がした。