冬休み一日目。


だるい。
あー。だる。
彫刻だっけ?
早くすませて帰るか。

ガラッ

「えーと…」
私の席はっと…


「お前の席ここ。」

「ん?ああ、そう。」

海斗の隣なんだ…
どーでもいいけど…って

「おおおお!???
え、何!?海斗このキャラ好きなの!?」

「え…まあ…。
お前も?」

「もち!!しかもどこにもそのキーホルダー
売ってなくて…どこにあんの!?」

「三中町」

「…どこだよ」

行き方わかんねーよ

「○○駅乗って三個目で降りて目の前のパン屋さんから信号2個目の所を右に。そのあと…」


…。

「おい待て。
わかんない。」


「じゃあこのあと一緒に行く?」

「あ、そうする!」

「じやあ早く終わらせよーぜ
皆もう居ないし…」

「…。
だね。」

それから30分ほど真面目にやって
やっとのことで終わった。

作業中にわかったことは器用。
それとイケメン?

「よし、終わったよ」

「俺も。行くか。」

「おー!!」

学校を出て1時間ほどで着いた
アニメショップ。

そこでお目当ての物を買って大満足な私。

「海斗って良い奴だったんだねー」

「だよな。」

「うざ。」

「わり。」

「許す。」