「えっ?り、陸斗?そ、外だよ?」

このベンチは木があって外からは見えないし。

理性に勝てずキスをする。

「あっ…」

唯の声が甘くなる。









「よし、帰るか」

「へっ?」

もう?みたいな顔をする唯。
「なに?期待した?」

「し、してなーーーーい!」

よかった。ぎりぎりのところで俺の理性が勝ってくれて。
さすがに外ではちょっとな。