私、彼女に立候補してもいいですかっ⁉︎




手を伸ばせば触れられるのにな…


そう思って、私は少し伸ばしかけた手を
元通りに膝の上に戻した。


やっぱりだめだ 触れないよ


すると、突っ伏していた紫樹くんが
むくっと起き上がって、背伸びをして
私を見て言った





「……なぁ、萌黄 俺さ彼女欲しいや」




「え…?」



私は言ってる言葉の意味がよく分からず
紫樹くんをずっと見ていた


すると、それに気づいた紫樹くんは
私に向かって


「そのままの意味だよ 最近彼女欲しいって思うようになったって話」




…彼女欲しい…んだ


さっきのヤキモチ[?]でふわふわと軽くなった心がバキバキに折れたような気がした



「……でも、紫樹くん好きな子いるって
言ってなかったっけ?」