俺様男子が少女を拾ったら



「羽瀬川 瑠真」

「る、るうま?」


テーブルを挟み、座布団に正座したあたしと、向かいのソファに偉そうに(この人ん家だけど)座る、瑠真。


只今、自己紹介中。

「そうだよ、何度も言わせるな」

「いや、変わった名前だなぁって…」

「お前が言うな!お前だってなんだよ、芽瑠って!」

「あ、"瑠"って字、一緒だねー」


「人の話聞け!」


あはは、瑠真おもしろいなぁ。

あたしが笑っていると、瑠真は無表情のまま立ち上がり、奥に引っ込んだ。


なにしてるんだろう。

あ、もしかして怒った?


あっちはなんだろ、台所?


あたしは立ち上がって、台所に走りダッシュ……

「うぎゃぁっっぁ!!!」


どてっ。


正座のせいで足しびれてた…。
見事にずっこけた。