元殺し屋と、殺し屋








☆氷side☆




初めまして。

sideは初めてだよね。



和泉氷です。

イズミと読まないから、注意してね。




僕は殺し屋としては、未熟。

紅羽と戦ったら、多分一発で負ける。

澪鵺と戦っても、だ。




何故そんな僕が、殺し屋組織の幹部になれたのか。



僕は情報屋として、組織にいるんだ。

情報のためならハッキングもするし、どこかへ盗みに入る。

お金さえ払ってくれれば、殺し屋にも情報を教える。

それで僕は今の地位を手に入れ、殺されずに済んでいる。



僕がバーを営むのも、上からのご命令。

僕がお酒をいれられるっていうのもあったんだろうけど。

殺し屋=裏=闇=夜=バーということで、僕はバーを運営している。



お蔭でこのバーは、殺し屋が多く集まるし、依頼を受ける場所でもある。

夜お客さんは来るけど、殆どは仕事がない殺し屋か、暴走族とか、ヤクザとか、表の世界では決して生きて行けないような人たちばかり。

夜の世界のたまり場って感じ?



まぁ、そう言う人たちと関わる機会が増えるから、情報も多く集まる。

情報をもらうこともあるし、お金をもらい渡すこともある。

さまざまな裏の人たちと知り合いなのさ、僕は。