「え?どういうこと?」
「確かに、このメール来た時は驚いたよ」
「でも、だからってチサたちが紅羽を嫌いになるとでも?」
「カナたちの友情って、そんなに脆いものなの?」
「えっ・・・でも、怖くないの・・・・?」
殺し屋だよ?
怖いと思わないの・・・?
「思わないって言ったら嘘になるね」
「でも、紅羽もう殺し屋じゃないんでしょ?」
「うん!」
それは間違いではない。
私は殺し屋を辞めた。
「なら良いじゃん」
え?
「チサたちが知っているのは、殺し屋ではない紅羽だもんね」
「カナたちが友達になったのは、玉置紅羽であって、ダークじゃないよ」
「もしかして紅羽、チサたちに嫌われると思っていた?」
「それ逆。
カナたちが紅羽に嫌われると思っていたよ」
「チサたちが、紅羽を嫌うわけないじゃん!」
花菜・・・知紗・・・・!


