「・・・どうして?」
「俺より、氷さんの方が情報屋としては力があって。
情報屋のお蔭で、氷さんは幹部の地位にいるほどですから。
そんな氷さんでさえも調べられなかったんです。
情報屋としては未熟な俺が調べられるわけ、ないじゃないですか」
そんなネガティブにならなくても。
「俺ダークさんを尊敬していますから、ダークさんの知りたいことは出来る限り調べるつもりです。
でも・・・俺の力じゃどうしようも出来ません・・・」
あぁ・・・どんどん落ち込んできているよ。
シュンと肩まで落としているし。
「良いよ別に調べなくて。
私の力で調べてみせるからさ。
氷さんも力になってくれることだし」
「ダークさん・・・ありがとうございます!
では俺も、出来る限り調べたいと思います。
ダークさんの力になりたいですからね!」
「ありがとう・・・ロンリネス」
ふぅん。
結構優しいんじゃん、ロンリネス。
電車の中では「何コイツ」と思っていたけど。
案外良い奴みたいじゃん?
明日は自由行動か。
少し楽しみだなぁ♪


