「忍び込んだ日に丁度決められていたので。
学校のコピー機を使ってコピーして、把握してきました。
あ、そのコピーは全て処分しましたから!」
そう言う問題じゃないし!
・・・変な人だなぁ、全く。
勝手に学校のコピー機使っているし。
まぁコンビニとかじゃないから、お金いらないし。
ある意味便利だよね、学校のコピー機は。
っと、話がそれた。
「じゃ、先生は大丈夫なのね?」
「ええ」
「で?決行はいつ?」
「今から約2時間後です。
行き先はこの間と同じように、俺が案内します」
「わかったわ」
そこまで返事し、ふと気が付く。
「ねぇ澪鵺。
私、仕事って聞いていなかったから、仕事用の服とか持ってきていないんだけど?」
「それなら大丈夫です。
俺が持ってきましたからね」
・・・俺が持ってきた?
オイオイ・・・ちょっと待てよ。


