悲恋 -タイムリミット-



あの人たちと同じだっ!
暴走族は…あの人たちも暴走族っていってた!


イヤダ…イヤダイヤダイヤダッ
そう思うと震えだす身体。


仁「陽鞠っ」

私の震えたからだを抱きしめる仁さん。

陽鞠「離してっ!」


みんなが心配そうに私を見る。

私は仁さんから離れようとする。
でも、仁さんはそれを許してくれず…


ポンポンと、心地いいリズムで私の背中をたたいてくれた。


何も言わず、ただ・・・
震えが止まるまで抱きしめててくれた。