ふふっと笑う沙月ちゃんがとても可愛い。
憧れていた言葉をまさか自分に向けて言われる日が来るなんて夢にも思ってなかった。
夢みたい、ってまさにこのこと。
「まだ知り合ったばかりだけど、なんでかなぁ。優梨ちゃんとは一生友だちなんじゃないかなって思うの」
「さ、沙月ちゃん……っ」
「うわ!なんで泣いてんのー!?」
涙出るよ。泣いちゃうよ。
そんな嬉しいこと言われたら。
だって、ついこの間まで友だちもいなかった私なのに。
親友だなんて、こんなサプライズみたいなことってない。
「よしよし優梨ちゃん、泣かないの〜!」
沙月ちゃんが私をハグしながら頭をポンポンと撫でる。
嬉し泣きだからどうか許してください。
「わー!沙月が日高泣かしてるー!」
「ち、違うからこれは……!!」
高橋くんが私たちのことを見て大声を出す。
それに沙月ちゃんが言い返して、近くで聞いていた結城くんが笑う。
この温かい空気感、すごい好きだ、私。
どうしよう……幸せすぎる。
みんなと出会えたことに、感謝しかない。
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