【完】“好き”って言葉だけじゃ足りねぇよ。






「ほ、ほんとはね、お弁当を作るつもりだったんだけど、うずらベーコン巻に集中しすぎて時間がなくなっちゃって……」



あぁ、こんな可愛い彼女、他にいるか?
陽莉が頑張ってうずらベーコン巻を作ってるの想像しただけで、すごく嬉しくなる。



「今度はお弁当作ってくるからね」



「あーマジで俺、幸せすぎて死ぬかも」



俺はそっと隣にいる陽莉の肩を抱き寄せた。



「朔空くん……」



「俺を幸せにできるのはお前だけだ」



「……っ」



「で、お前を幸せにできるのも俺だけだって自信あるし」



「ふふ、確かにそうかもね」



陽莉と過ごす時間は本当に幸せで、これからもずっとこの時間が続くんだって信じたい。



「お前から絶対離れたりしねぇから。覚悟しておけよ?」



「私から離れたら絶対に許さないもん」



俺と陽莉はお互いを見て笑いあった。