【完】“好き”って言葉だけじゃ足りねぇよ。






「うん!わかった!じゃあ、昇降口で待ってるね」



どうせこのあと予定ないし、いっか。



「はい!着替えたらすぐに行きますね!」



表情を明るくすると羽山くんは天使のような笑顔を私に向けて、部室の方へと走っていった。



「さてと……」



昇降口へ行くとするか。



私は体育館へ出て、下駄箱で靴を履き替えると昇降口で羽山くんを待った。



すると、見覚えのある人がやってきた。
目が合うとその人は私に近づいてきた。



「あ、新と同じクラスの……」



そうだ、この子はバスケ部マネージャーで、梶原くんの……。
私のこと、梶原くんのクラスメイトだって知ってたんだ……!



「はい!東本陽莉、です」



私は慌てて自己紹介をした。



「私は1組でバスケ部マネージャーの佐川里依(さがわりい)って言います」



私に続いて、その子も可愛い笑顔でそう言った。



本当にこの子可愛い……雰囲気とか話し方とかもちろん見た目も。