「健斗の腕は確かにすげぇよ。 だけどな、俺がここまでこれたのは… 健斗の腕があったからじゃねぇ。 俺の実力だ。 俺が終わる? バカにすんなよ。 健斗がいなくても、俺は自分の力でやっていけるんだよ。」 バカにすんじゃねぇよ。 全てが健斗のおかげじゃねぇんだよ! 「あらイヤだ、二人とも怖い顔しちゃって~! はい、笑顔笑顔ー! 要ちんもソウちんも笑顔が一番だよぉぉん~!」 ハジメが、俺と要の間に入って場をなごませようとしていた。