言われてすぐにキスが降ってきた。けれど、何度かのキスをしてツカサが、
「暑い……。さすがにエアコンが入ってない部屋は暑いんだけど」
慌ててツカサから離れると、ツカサはエアコンのリモコンに手を伸ばした。
インターハイ明けから、ツカサの勉強部屋には入っていない。通されるのはリビングになった。
そんな変化にもまだ慣れないけれど、これからも色んなことが少しずつ変わっていくのだろうか。
少しずつの変化ですらついていける気はしないけれど、それでもツカサと一緒にいたいと思う。これから見る、新しい景色をツカサと一緒に見ていかれたらいいな……。
そんな思いを抱きながら、ツカサの腕にぴたりとくっつく。
「まだ涼しくならないんだけど」
「……我慢して。二週間も会えなかったんだもの。少しくらいは我慢して」
ツカサは驚いた顔のまま身動きひとつしない。
「……でも、お茶くらいは用意しようかな。ツカサはコーヒー?」
「いや、ハーブティーでいい」
「じゃ、用意する。キッチン借りるね」
私は突っ立ったままのツカサをリビングに残してキッチンへ向かった。
「暑い……。さすがにエアコンが入ってない部屋は暑いんだけど」
慌ててツカサから離れると、ツカサはエアコンのリモコンに手を伸ばした。
インターハイ明けから、ツカサの勉強部屋には入っていない。通されるのはリビングになった。
そんな変化にもまだ慣れないけれど、これからも色んなことが少しずつ変わっていくのだろうか。
少しずつの変化ですらついていける気はしないけれど、それでもツカサと一緒にいたいと思う。これから見る、新しい景色をツカサと一緒に見ていかれたらいいな……。
そんな思いを抱きながら、ツカサの腕にぴたりとくっつく。
「まだ涼しくならないんだけど」
「……我慢して。二週間も会えなかったんだもの。少しくらいは我慢して」
ツカサは驚いた顔のまま身動きひとつしない。
「……でも、お茶くらいは用意しようかな。ツカサはコーヒー?」
「いや、ハーブティーでいい」
「じゃ、用意する。キッチン借りるね」
私は突っ立ったままのツカサをリビングに残してキッチンへ向かった。