林檎の甘い恋模様

(沙織side)

「林檎‼」
顔面蒼白になった林檎が気を失った。


咄嗟に支えてくれたのは、クラス委員の茂樹だった。


みんなが、林檎の周りに集まってくる。
「ひとまず保健室に連れていこう。」
先生がそういうと、茂樹が林檎をお姫様抱っこした。


キャーキャー声があがるけど、それどころじゃない。


私は、相手コートの大神を睨みつけると、茂樹と一緒に保健室へ向かった。


アイツ、何でこの学校に居るんだ?


散々、林檎を傷つけたくせに、どの面さげて戻ってきたんだ?
ムカムカするのが抑えられない。


バンッ‼って感じで、保健室のドアを勢いよく開けた。
「先生‼」
叫ぶと、保健の先生がビックリしていた。
隣で茂樹が、苦笑いをしている。


ひとまずベットに林檎を寝かせてもらった。