クラス委員のせいなのか、ずいぶんと私の事を気にかけて
くれる、スーパー王子様だ。
メンバーに一安心して、コートに立った向かいのチームに、女の子たちの歓声が響き渡った。
「きっと林檎ちゃん、ビックリするよ。」
悠心君が私にコソッと耳うちしてきた。
なんで?と首を傾げた私の耳に。
「大神君、頑張って~‼」
ビクッとして、身体がこわばった。
沙織ちゃんが、相手コートを凝視してるのが見える。
私も恐る恐る見てみると…。
茶色の髪を無造作に整えて。
意思の強そうな奥二重に。
少し男らしくなった顔で。
昔よりも背が高くなった………りく君がいた…。
なんで?
なんで、りく君がいるの?
とたんに、胸がギュッと苦しくなって、息をするのも忘れそうで。
あの時の悲しみが、一気に溢れ出して…。
「林檎?」
「林檎ちゃん?」
沙織ちゃんと茂樹君の声を聞いたのを最後に、私はフッと意識を手放した…。
くれる、スーパー王子様だ。
メンバーに一安心して、コートに立った向かいのチームに、女の子たちの歓声が響き渡った。
「きっと林檎ちゃん、ビックリするよ。」
悠心君が私にコソッと耳うちしてきた。
なんで?と首を傾げた私の耳に。
「大神君、頑張って~‼」
ビクッとして、身体がこわばった。
沙織ちゃんが、相手コートを凝視してるのが見える。
私も恐る恐る見てみると…。
茶色の髪を無造作に整えて。
意思の強そうな奥二重に。
少し男らしくなった顔で。
昔よりも背が高くなった………りく君がいた…。
なんで?
なんで、りく君がいるの?
とたんに、胸がギュッと苦しくなって、息をするのも忘れそうで。
あの時の悲しみが、一気に溢れ出して…。
「林檎?」
「林檎ちゃん?」
沙織ちゃんと茂樹君の声を聞いたのを最後に、私はフッと意識を手放した…。

