唇が離れて、パチッと目をあけると。


「絶対に、他のヤツと付き合っちゃダメだからね。ここは、オレの予約ね。」


そう言って、またキスされた。


驚いて、目を見開くと。


「心配だな、林檎は可愛いから。」
ギュッと抱きしめられながら、とんでもない事を言われた。


「な…なに言ってるの‼私、可愛くなんてないし‼私の方が、いっぱい心配だもん…。りく君カッコイイから、絶対モテモテで、可愛い子が、絶対ほっとかないも…」
言って、また更に涙がにじむ。


「こればっかりは、お互いに信じてないとね。大丈夫、手紙書くし。」


「私も…手紙、書いていい?」
ウルウルしながら見上げると。


「その顔、オレ以外に見せないようにね(苦笑)」
と、またキスをされた。


りく君って、キス魔…?


「明日から、何年キス出来ないか分からないからね…。」
そう笑いながら、いっぱいキスをしてくれた…。